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憶えていますか? [1月17日の記憶]

 あれから10年。テレビでNHK以外のどの局をつけても「たーのしーいなーかまーが、ぽぽぽぽーん」というACの広告がしょっちゅう流れていた。
 憶えていますか?
 タイガースの赤星外野手が赤い車椅子を寄贈している宣伝が何度も何度もテレビで流れていた。
 憶えていますか?
 私ら大阪に住む者は日常を送っているのに、テレビの画面では何度も繰り返して東北の町が海に呑まれていくところをこれでもかこれでもかと見せつけていた。
 憶えていますか?
 サンテレビやKBS京都はすぐに通常の編成に戻し、テレビ東京系も深夜アニメや旅番組を放送して、日常というもののありがたさをとくと感じさせてくれたことを。
 憶えていますか?
 当時の菅直人首相が批判されながらもいち早く被災地に行っていたことを。
 憶えていますか?
 当時の枝野官房長官が毎日ほとんど徹夜で仕事をしていて「枝野寝ろ」がトレンドワードとなったことを。
 そして今、新型コロナウィルス禍が長引く中で、五輪大会さえ開けば自分の政権が安泰になれるということしか考えてへん菅義偉首相のもと、総務官僚たちは接待漬けになり、与党の議員は特権階級だと言わんばかりに夜の街で会食をしている。
 10年前は、まだ政治家は国民の方を見ていたように思う。
 あれから10年。大阪にはコストカットを改革と言い放つモンスターが現れ、最長不倒政権は未曾有の危機の前にガーゼマスクの配布など悪夢のような手しか打てなんだ。
 そして私は、今日は長時間の会議でまったく頭が働かなくなって帰宅し、夕食後布団の上にどぶさっていました、とさ。
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第三の終章 [テレビ全般]

 午前中は職員会議。私の処遇に関して侃侃諤諤の論議が交わされる。別に私が何かしたわけやない。校長が予定になかったポストを緊急で作らざるを得なくなり、そこに私をはめこんだんやけれど、なにしろ泥縄式にこしらえたポストなんで、どの部署に配置するのかもまだ決まってへんし、校長、教頭、学年主任がそれぞれそのポストの仕事について微妙に違うイメージを描いているため、配置が決められないというようなこともある。私は4月から具体的にどういうことをしたらええのか、まだ見えへん。それだけで疲れるんですわ。午後からもそのからみで職員室や校長室を行ったり来たり。転勤の希望がかなわなんだんやから、校内人事くらい私の希望を入れてくれよ、と思う。若手ばかりの学校なんで、私のようなキャリアの教師はいざという時に便利使いされる。妻からは「モテ期到来やね」と冷やかされたけれど、そっとしておいてほしいよ。
 定時に退散。夕食後、久しぶりに妻と「刑事コロンボ」を見る。今日は「第三の終章」。品のないものを書かせたがる出版エージェントと手を切ろうとした作家をそのエージェントが殺害する。ただし、捜査線上にまったく浮かぶことのない戦場帰りで心を病んだ爆弾マニアを実行犯とし、自分はちゃんとアリバイを作っておく。実行犯を爆殺させ、これで安心とたかをくくった犯人の前につきつけられたコロンボの持ち出してきた切り札は……という話。
 レギュラー第一話の犯人役のジャック・キャシディが2度目の犯人役で登場。前作同様作家を殺害する役やけれど、こちらはかなりの知能犯。入念に計画された完全犯罪やけれど、実行犯を確実に単独犯に仕立てあげるためにした工作があだとなるあたりは、シャーロック・ホームズの「ノーウッドの建築士」を思わせる。しかもその工作が失敗につながった理由も無理がない。昔見た時はそれほど気になってなんだ作品やけれど、この歳になって見直したらなかなかの傑作やないですか。また、ベトナム戦争帰りで心を病んだ男が出てくるというのも時代を感じさせるね。「探偵マイク・ハマー」の作者、ミッキー・スピレーンが被害者役で出演。けっこう見どころの多い話でした。

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かな入力 [日常生活]

 昨日の夜も結局パソコンはネットにつながらず。毎日スマホからの更新にしているおかげで、スマホの文字入力がずいぶん早くなった。
 もともと私はワープロ時代からかな入力。なんでローマ字入力にせなんだかというと、私が20代で初めてワープロソフトをパソコンで使うた時は、まだローマ字入力が主流になるか、かな入力が主流になるかわからなんだからですね。
 それで、かな入力を選んだのは、自分が考えた文章をそのまま文字にするには、一度ローマ字に変換するような面倒な真似をするよりもダイレクトにかなで打ちこんだ方が文章を書きやすかったから。以来四半世紀、私は世の主流とは関係なくかな入力を続けているというわけ。
 困るのは、仕事などで私がかな入力している途中に同僚と交代したりする時。交代した同僚が戸惑うわけです。たいていの人はローマ字入力やから、呪文みたいなものになってしまう。  例えば私が「こんにちは」と打ちこんだとしよう。で、同じように同僚が「こんにちは」と打ちこもうとすると、「のらみみかにくち」となってしまう。私はそれを見てあわててローマ字入力に切り替えるというわけです。
 携帯電話でメールを送れるようになると、携帯の入力はかな入力。そちらから入った生徒などは、逆にパソコンでローマ字入力をする時に苦労している。もっともかな入力に切り替えても、キーボードの配列が携帯とは違うからやはり打ちこむスピードは遅かったりするんやけれど。
 スマホで困ったのは指先でタッチしてそれをずらしていく時に、一瞬どちらにずらしたらええんか迷ったりしたこと。それと予測変換なんで、自分が表示したい言葉がすぐに出てこなんだりすることかな。数字や英字に切り替える手間が邪魔くさいこと。すぐに出る記号が限られていることなどかな。
 それでも毎日のように扱っていると、人の順応性とはすごいもので、かなり早く入力できるようになった。一度パソコンで作った文章を見ながらスマホの入力画面に移していくんやけれど、やりはじめた時よりもかなり早くできるようになった。
 もっともパソコンやと作成した文章をコピーペーストですぐに入力画面に入れてしまえるわけやから、やはり時間がかかることは事実。早いとこ元の生活に戻っていつでもネットに接続している状態になってもらわんと。ブログ以外のコンテンツを更新でけんのですわ。ほんまこれ、なんとかならんのか。スマホで検索して解決法を探っているんやけれど、マンションで回線が混んでいる場合はつながるのを待つしかないみたい。どうしたもんか、ねえ?

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器に入りきらぬ一年 [日常生活]

 今日は午前中は会議資料の印刷など、私の学校保健主事としてのまとめの仕事が中心。校長に呼ばれて来年度の役割について打診を受ける。内容についてはここに書くわけにはいかんけれど、またもやハードな1年になりそう。
 午後は土曜出勤の振替でお休み。とっとと帰り、帰宅して午睡。
 人には器というものがあり、私くらいの歳になってくると、いろいろと器に入っているものがあって、新たに別なものを入れるとあふれ出てしまう。もともとあまり器の大きい方やないことは自覚しているから、なるべく自分の入れ物に応じた仕事しかしてこなんだんやけれど、今年度はもう入れ物に入りきらんどころかあふれてしまいそこらへんがびしゃびしゃになるような感じやったなあ。今年度のまとめを職員会議で報告するための資料を印刷しながら、そんなことを思うておりました。
 来年度はまた私にやったことのないことをやらせようとしているみたいで、かなり抵抗したけれど、校長はもうその方向で動いているので、抵抗も虚しく押し切られました。
 夕刻起きてきてパソコンを立ち上げた。やはりネットからは切断されている。先週は0時前に突然つながったので驚いたけれど、果たして今日はどうか。ストレスがたまるのはここらあたりにもあるのです。
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全力全開ゼンカイジャー [テレビ全般]

 今日は完全休養日。昨日が休日出勤の上に平日よりきつい仕事やっただけに、今日はもう休まんと体がもたん。
 午前中は例によってテレビを友とする。昨日の朝に見られなんだ金曜の深夜アニメも見たかったけれど、そこまで手が回らず。
 今日から新番組「機界戦隊ゼンカイジャー」開始。新型コロナウィルス感染症対策ということなんやろう、なんと戦隊メンバーで生身の人間は一人だけで、あとはみんなスーツアクターがロボットとして登場するという。これはもう苦肉の策なんですね。「キラメイジャー」ではキャストに感染者が出たりしたもんなあ。そのかわり、榊原郁恵さんが主人公のおばあちゃん役で出演し、彼らをバックアップするという役回りみたい。そうかあ、郁恵ちゃんもおばあちゃん役かあ。見ている私も下手したら孫がいてるかもしれん年齢なんやもんなあ。うーむ。そういえば郁恵ちゃんには「ロボット」てな歌があったなあ。それで彼女の起用になったのか。いやいや、たいしてヒットしてへんし、そこまで憶えているとしたらよほどのマニアですぞ。私は80年代アイドルのマニアでしたから、憶えていたけれど。
 しかもシリーズ第45作ということで、これまでの44のいた世界はすべてパラレルワールドやったという設定。それやったら「ゴウカイジャー」の世界観と矛盾するやないかというツッコミは野暮かな。で、それらの世界からかつての戦隊の技などを借りて使えるという都合のよい設定。さて、今回の主役の駒木根葵太という役者さんは、ほとんどスーツアクターさん、そして声優さんとしかからまんというような芝居をせんならん。大変なことやろうけれど、がんばっていただきたい。
 昼食後は午睡。たっぷり寝る。昼と夕方と夜にパソコンを立ち上げたけれど、昼に一瞬つながっただけですぐに切断。ネットにつながっていたらいろいろとやりたいこともあったけれど、仕方ないなあ。
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時間は延びる腹は減る [日常生活]

 今日は新入生の合格者説明会。去年までは、私は奨学金についての説明と、いじめ相談の案内をしていたけれど、今年は保健主事として「健康の記録」に記入してもらう内容の注意点や、学校で起きた怪我などにかかる保険金の説明などを行う。ただ、これまでは体育館に新入生とその保護者全員を集めて舞台の上から書類を確認しているかを見ながら話をしていたのが、今年はいくつかの教室に分散して収容し、放送室で原稿を読み上げるという形をとる。
 困るのは、こちらが説明したところをちゃんと見ているのかどうかがわからないということ。なんか後から記入漏れやミスがぼろぼろと出てくるんやないか気がかり。とはいえ、そういうのが出てきた時にはもう私は保健主事やないから困るのは後任の方ということになるけどね。
 そのあと、配慮などをしてほしいという生徒からの聞き取り。私は待機室と保健室をつなぐ廊下で立っていて、1人終われば次の方と案内をする係。寒いし、待っている間は手持ち無沙汰やし。しかも時間が延びる押す。12時頃には全員を終えてという時間設定なんやけれど、14時くらいまでかかった。気の毒なのは最後の親子。いつまで待てばええんかわからん上に昼食の用意もしてへん。
 とうに退出時間を過ぎ、さらに1時間以上の残業。しかも空腹は募るコロナ対策で換気のために窓の開いている吹きさらしの廊下で体は冷えてくる。聞き取りも最後の1人というところで保健室に入り、保護者が話をしている後方でこっそりとおにぎりなどで空腹を満たしつつ帰り支度をし、聞き取りが終わるとさっさと退出。
 辛うじて14時30分ごろのバスに乗り、下界へ帰宅した時はもう横になることしか考えられなんだ。鼻ポンプと血圧の医者に行かねばならん日やったけれど、薬は1週間分以上あるし、電話をして診療は来週に延ばしてもらう。そして仮眠。
 明日はたっぷり午睡するぞ。こっちはこっちの予定があるの。それが時間にルーズな人のせいですっかり乱されてしまう。来年はこんなことに関わらんですむと思うだけでほっとするね。
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卒業式のBGM [季節ネタ]

 今日はお山の学校の卒業式。今年度は体育館の上のスペースでフロアを見下ろす。それが保健室メンバーの定位置やそうな。開式30分前には体育館に入り、余裕を持って見る。
 新型コロナウィルス感染症のため、国歌や校歌は斉唱ではなく静聴。例年やと市会議員などが来賓としてくるけれど、これもPTA会長のみ。生徒たちの席も必ず横はひとつ空けるように座らせる。保護者も最低限の人数に。
 卒業生入場まで待っている間は、BGMにバッハのヴァイオリン協奏曲を流している。他にはパッヘルベルのカノンとか。特に盛り上げたりしない方がええんでしょうね。いや別にマーラーだのショスタコーヴィチだのストラヴィンスキーだのをかけろとは申しません。せめて心うきうきモーツアルトのヴァイオリン協奏曲などにしてもええんやないか。そうかシューベルトの未完成交響曲なんてどうかな。少しばかり湿っぽく、しかし穏やかで静かな雰囲気が出てええんやないかなあ。
 昔、定時制高校で答辞の時にブラームスの交響曲第3番第3楽章をかけて涙を誘うということをしたけれど、そこまであざとくなくてもええから、なんか定番という感じでバロックを流すというイージーなBGMは何の工夫も感じられなくて嫌ですね。
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皆が私を知っている [教育]

 昨夜は日記を更新したあとネットにつながり、メールチェックやトップページの更新などができた。曜日と時間帯によって、回線がふさがる時とすく時があるみたいやけれど、今のところその法則性がわからん。火曜の夜と土日はだいたいふさがりっぱなし。昨日つながったということは、水曜の夜はすいているということになるのかな。現在は木曜の夜。回線はまだふさがったまま。これが12時前に突然つながったりするのだが、果たして今夜はどうか。
 今日は比較的温く、来年度に向けて、受け持ちそうな授業について教材の素案を作る。3年生の現在社会か日本史か。現代社会は以前使用したものに手を加えればよいだけやけれど、日本史は明治以降は一から作らなあかんので、画像集めなどから始める。もし受け持たなんだとしても、いずれ使う時が来るかもしれんし、無駄にはなるまい。
 今日は卒業式の予行。今年教えていた3年生が久しぶりに登校していて、「卒業おめでとう」と声をかけると、「一日早いで、先生」と明るく笑う。ええ笑顔やなあ。ここに至るまでに何人も転学や退学をしている。卒業式に出られるというのは、曲がりなりにも彼らが途中でくじけずにがんばったということ。前任校やと学年で数人というところなんやけれど、お山の学校では転退学の割合がかなり多い。そうなると、友だちに引きずられて連鎖的に転退学する生徒が出てくる。そこを踏ん張って3年に進級すると、ゴールが見えてくると同時に自分の将来と真剣に向き合い進路を決定していくことになる。そうなればもうしめたもの。転退学なんて考えられなくなる。
 もっとも単位不足や欠席過多で留年が決まり。通信制や単位制に転学するものがいないわけではないけれど。
 私はこの4年間、「総合的な学習」の担当者として毎年3年生全クラスの授業を担当してきた。つまり、3年まで進級した生徒たちは誰もが私の顔を必ず見ていることになる。お山の学校に勤務している教員で、そんなふうに学年全員と向き合う機会のある者は他にはいてへんのです。ぼっち部屋で他の教員と接触がない時も、今年度のように保健室という特殊な環境にいる時も、それだけは変わってへん。卒業後に同窓会で顔を合わせた時に、学年の壁を越えて共通の話題を探そうとするならば、私の授業はどの学年でも通じるということになる。来年度はどうなるかわからんけれど、ここまではそれなりに私はお山の学校で足跡を残すことができているというてええやろう。
 そして、父の葬儀と卒業式が重なった昨年を除いて、私は毎年のようにこの晴れ晴れとした笑顔を見てきている。それが私の心の支え、なのかもしれんなあ。
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父の命日 [日常生活]

 今日は桃の節句。朝は寒かったけれど、日中はぽかぽか。特に急ぎの仕事はなく、来年度に向けて少しずつ動き出す。私の後任の学校保健主事(というても前任者の再任なんやけれど)が保健室に来て1ヶ月先の健康診断の相談を養護教諭と始めている。
 去年の今頃はどうやったかというと、私は妹からの連絡で午後から父の入院している病院に行き、病室に泊まりこむことに決めて、妻が着替えなどを持ってきてくれ、妹たちがいったん帰宅したあと、父に母のことやお墓のことはちゃんとすると約束したりしたんやった。そして、さあ寝ようと思うたら、看護師さんが家族を呼び寄せてほしいと言い、慌てて妹たちと連絡をとり、家族がそろったところで父は安心したかのように息を引き取ったんやった。通夜に葬式という慌ただしく事が進み、卒業式も欠席。来年度の準備どころの騒ぎやなかった。忌引きの休みが終わって出勤したあとは、4年間一人で好きなように使うていた仕事部屋の片付けに追われ、引き継ぎどころではなく、そしてしんぞう総理の休校要請で予定外の仕事が次々とはいり……。
 奨学金業務の引き継ぎもあまりきちっとできず、保健室の仕事をしながら奨学金業務の手助けをしにいったりもしたなあ。
 保健主事の仕事としてはあと少しだけ後始末が残っているのと、いつでも次の部屋に移動できるように支度することくらいかな。
 というわけで、来年度に向けて少しずつ自分なりに準備もしていたのでした。
 定時に退散し、帰宅後は例によってだらだらと過ごし、この日記を書くためにパソコンを立ち上げたら、ネットにつながっている!まずメールチェックをして……次はトップページの更新をしようと思うたら、すぐに切断。こうなったらまた朝になっても切断したままなんやろう。今日もスマホからの更新。隙間狙いでわずかな時間だけネットにつなぐ、なんてたまらんなあ。それほど高い金額やないけれど、一応料金を支払うてんねんからね。そろそろマンションで契約しているプロバイダに抗議の電話のひとつも入れた方がええかもしれんな。
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ゲラ刷りの保管 [日常生活]

 朝は温かったのに、お山の学校に着く頃にはかなり雨が強くなって空気が冷たくなり、昼には吹き降り。強風で窓ががたがた鳴る。あとから知ったが、近畿一円で春一番を観測したという。あの風がそうやったんか。そんな中、昼には外に出て風に震えながら一服つけてたんですねえ。雨も降ってて、傘がお猪口になるくらいやったもんな。
 私の4月からの処遇がほぼ決定。どうやら定年までお山の学校にいてんならんみたいです。くわしいことは書かれへんけれど、まあ4月になったらこの日記で書くことなので、今はこの程度にとどめておきます。
 午後からは社会科で生徒の成績をそれぞれ出して承認する会議をし、そのあと成績表を提出。やれやれです。
 生徒指導部から来年度の生徒手帳のゲラ刷りがまわってきた。私もものかきのはしくれなんで、校正については一通りわかっているつもり。間違いがないか最終確認をし、ゲラは生徒指導部に返却。すると養護教諭がゲラのコピーを保存するとか言う。さらに、ゲラがいつまわってきて、誰が持ってきたかを記録せんならんとも言う。
 何のためにそんなことをするのかわからん。ゲラ刷りというのはあくまで版下に間違いがないか確かめるためのものであり、間違いがあれば訂正し、なければもう捨ててもええようなもんでしょう。版下に間違いがなければ、できあがった印刷物と照合する必要もないわけやしね。そんなもんをコピーして保管し、誰が持ってきたかなんてことまで記録する必要がどこにあるのかまるでわからん。
 私は保健関係に関しては素人やけど、出版物に関しては養護教諭などよりもようわかっているつもりですからね。なるほどね、保健の素人である私が見当違いのことをしていたら、彼女たちはきっと私の行動にいらっときていたのかもしれんな。
 とはいえ、私が「先生たちも目を通しておいてください」と渡そうとしたら「前に直したんだから見ないでもいいでしょう」なんてとんちんかんなことを言うているから、基本的に校正ということについて何も理解せず、ただ習慣で保存しているというだけなのは確かなように思える。そやからというて一から校正についてレクチャーしてもきっと聞く耳持たんやろうと思うので、無駄なことと知りつつも言われた通りコピーを渡しましたけどね。
 帰宅するころには風雨はやんでいたけれど、ぐっと冷えこむ。明日はさらに冷えるらしい。困ったことです。
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