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いだてん最終回 [テレビ全般]

 今朝はちゃんとアラームも鳴り、通常通りのルーティンで動けた。朝から空はどんより。それでも出勤時には雨には合わず。お山の学校近辺では、午前中から降ったりやんだりを繰り返す。今日は午前中は授業でぱんぱん。しかも終了後、いじられているという生徒から状況を聞きとるという仕事を依頼され、話が終わった時は午後1時をまわってました。30分くらい話をしていた勘定になる。状況を把握でけたのはええけど、さすがに腹が減った。昼食後、郵便物をポストに投函しに行ったりして、やっと一息。午後はぐったりしながらも書類未提出の生徒への督促状を作成したりしてから、定時に退散。帰路、家電店で外付けのDVDドライブを購入したりする。
 帰宅後、土曜に録った「題名のない音楽会」でスターウォーズの音楽を聴いたり、日曜に録ったNHKの明智光秀の特番を見たりする。1時間の番組で、ほとんどが大河ドラマ「秀吉」の明智光秀関連の場面を編集したもの。私は歴代の明智光秀の名場面を次々とたっぷり見せてくれるものと思うて録画していただけに、がっかり。そういうマニアックなことは地上波ではやってくれへんのね。
 夕食後、妻と日曜に録画した大河ドラマ「いだてん」最終回を見る。ついに東京五輪開幕、そして最後は第1話につながっていくみごとに計算しつくされたフィニッシュ。いやあ、楽しませてもらいました。1年通して見ると、嘉納治五郎と古今亭志ん生を軸に描かれた大河ドラマやということがはっきりとわかるようにできている。主人公は金栗四三と田畑政治なんやけれど、明治、大正、昭和と時代が進む中で、この2人をオリンピックをキーワードにしてつないでいくのが嘉納治五郎なのですね。そしてオリンピック以外の世相を志ん生が見せてくれる。この構造がつかめたら、そんなに難しく考えんでも普通の大河ドラマとして見られた。特に人見絹江や前畑秀子らが登場し、日本のアスリートの歴史をたどっていくくだりからは非常にわかりやすかったし、高橋是清、犬養毅、ムッソリーニ、ヒトラー、梅津美治郎、池田勇人、川島正二郎、河野一郎など歴史上の人物もちゃんと描写されている。特に戦後の政治家なんか、お年寄りの視聴者層にとったら同時代の人物なんやから、なじみにくいとかいうことはなかったと思うんやけれど。戦国ものなんか、主人公の家臣団なんて知らん名前ばっかりじゃんね。
 低視聴率やったかもしれんけれど、私や妻はとても楽しませてもろうた。なによりも、宮藤官九郎渾身の仕掛が随所にちりばめられ、そのピースが終盤にバチバチっとはまっていく快感は、これまでの大河ドラマでは味わえなかったものやね。そやから、大河ドラマ枠やなく、「大河ドラマ的」なドラマとして土曜の夜くらいに放送していたら視聴率がどうとかいわれんですんだんやないかなあ。

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